庫裏・書院・式台玄関の老朽化が激しく改修工事に取りかかることとなった。


当山は宇多津が眺望できる高台にあります、延宝3年(西暦1675年)中興良意(りょうい)法印によって、細川頼之公の居城跡と目される現在地に再興され今日に至っているとの記録が在り、蔵の中には嘉永3年(西暦1850年)座敷建立の棟板や大正3年庫裏改築決定書と記された和綴じの帳面もあった。

しかし往時歴代山主が護持してきた伽藍は歳月には勝てず老朽化激しく今回大規模な改修となった。

改修工事の前に伽藍の実態調査(境内地と伽藍の測量・地盤調査・耐震診断)を行い実態調査を踏まえ総代会合議の結果。 もっとも老朽厳しい蔵や奥座敷や納屋は解体撤去となり圓通寺の行く末を見据えた工事計画は、j.pod構造体リブフレームによる耐震改修工事となった。


耐震設計/零建築設計事務所
施工/PC香川・建設部
施工管理/(株)生活空間


















愛犬「くり」
くりは縄文柴犬です


































記録は続く